「スピフル」を1週間実際に使ってみて感じた、おすすめポイント、残念ポイントそして、どんな人が向いているのかを解説したいと思います。
- スピフルってどんなサービスなの？
- スピフルのどんなところが良かった、残念だった？
- スピフルはどんな人が向いているの？
「スピフル」とは、スピーキング力向上に特化したサブスク型英語学習サービス
「スピフル」は、英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」を展開している株式会社プログリットが2023年12月19日に開始した、スピーキング力向上に特化したサブスク型英語学習サービスです。スピーキング力向上に必要な「トレーニング」、「実践」、「振り返り」を包括的に実施し、ビジネスパーソンの英語スピーキングに関する悩みを解決してくれます。
「スピフル」の基本情報
| 運営会社 | 株式会社プログリット |
| 名称 | スピフル |
| 公式サイト | https://supiful.progrit.co.jp/ |
| サービス内容 | スピーキング力向上に特化したサブスク型英語学習サービス |
| 月額 | 1ヶ月プラン: 4,980円／月（税抜） 12ヶ月プラン: 3,483円 /月（税抜）お支払い総額 41,800円(税抜） |
| 無料体験 | ７日間の無料トライアルあり |
| 環境 | ブラウザ |
「スピフル」のメイン機能
「スピフル」では、「トレーニング」、「実践」、「振り返り」に合わせた３つの機能が提供されています。
トレーニング：「口頭英作文」
口頭英作文とは、日本語の文章を瞬時に英語に変換し、発話するトレーニングです。例えば「こんにちは」と文言を見て、瞬時に「Hello」と変換し、発話します。口頭英作文を繰り返すことで、正しい英語を瞬時に作成することができるようになります。
実践：「1分間スピーチ」
1分間スピーチは、自身で選んだお題について1分間英語でスピーチを行うトレーニングです。1分間、お題に対して話すので、英語を短時間で話す練習になります。
振り返り：「AI添削」
1分間スピーチを提出すると、AI添削をしてくれます。文法、表現の誤りや改善できるポイントに対してのフィードバックを確認し、自身のアウトプットを振り返ることで、効率よく英語学習を進めることができます。
ビジネス英語の瞬間英作文ができる「スピトレ」のレビューは↓
「スピフル」の無料体験の利用の流れ
「スピフル」には2023年12月時点では、7日間の無料体験できます。申し込みは、２ステップととても簡単です。
公式サイトにあるフォームからメールアドレス、氏名、プラン選択、利用規約・個人情報取扱いに同意し、ボタンを押すことで申し込みが完了します。
登録するとメッセージが届き、LINEのメニューから問い合わせや学習コンテンツへアクセスが可能です。
Sana無料期間中は、キャンセルがいつでもOKで、料金はかからないので一度試してみるのもありです！
「スピフル」を試してみた体験談
実際に「スピフル」を試してみた感想をお伝えします。
試したきっかけ
オンライン英会話で英語で少し自分が話したいことが話せるようになってきていました。ですが、どうしてもいい慣れているフレーズばかりを使ってしまいがちでした。また、将来的に英語を仕事で使いたいと思っているため、ビジネス英語のスピーキング力をアップできるサービスはないかなって思って探していました。オンライン英会話でビジネス英語を学ぶこともできましたが、また同じフレーズばかり使ってしまう状態になるのではと懸念していたところ、「スピフル」を見つけました。
試してみたギャップ
「スピフル」を7日間使ってみて感じたことは、１分間スピーチは難しかったです。オンライン英会話では、私が話で詰まっていたら講師が優しく手を差し伸べてくれますが、スピーチでは誰も助けてくれません。普段の会話でも1分間ずっと話すことがない私からすると、とても大変でした。ですが、１分間スピーチするためにフレーズを調べて作成することで、英語の語彙力が伸びたような気がしています。ただ、１分間で時間が余ってしまうとついつい、同じフレーズを発声してしまうので、改善していきたいですね。
Sanaスピーチは、英語を長く話す練習にもなる！
「スピフル」を試して感じたおすすめポイント
「スピフル」を7日間試して感じたおすすめポイントを紹介します。
発話スピード測定される口頭英作文
トレーニングとして提供されている口頭英作ですが、発音スピード測定がされます。スピード測定されることで、自分がどれくらい詰まっているのかを可視化することできるだけではなく、スピードアップを自然と促してくれます。
ビジネス英語初心者でも取り組める教材
ビジネス英語って難しいのかなって思っていましたが、教材はbe動詞といった基礎的な内容のものがあり、ビジネス英語初心者でもハードルが低く、どんどん取り組めました。
AIスピーチ添削で自分の英作文を振り返れる
オンライン英会話だと時間の都合上、講師に話した英語について細かく訂正するのは難しいと思いますが、AI添削なら文法の修正や表現の提案まで細かくチェックしてくれます。そのおかげで正しい表現を知れるのでとてもためになりました。
「スピフル」を試して感じた残念ポイント
「スピフル」を7日間試して感じた残念ポイントを紹介します。
AIスピーチ添削は1日1回まで
AIスピーチ添削機能はとても便利なのですが、2023年12月時点の無料体験では、スピーチ音声は1日1回までしか提出ができませんでした。忙しい社会人が毎日30分取り組む用のサービスなので、AIスピーチ添削が1日1回まででも問題ないかもしれませんが、やっぱりもっと使いたい！ってなっちゃいますね、、、。
習慣化が難しい
「スピフル」は、スマートフォンアプリではなく、2023年12月時点ではブラウザ環境のみで使うことができます。ブラウザ環境だと、スマートフォンアプリのように、PUSH通知がなく、ついつい取り組むのを忘れてしまいます。スマートフォン、タブレットにおいて、アプリの形式（PWA）でワンタップで、「スピフル」にアクセスすることはできますが、ワンタップすることも忘れてしまいそう。。。
料金が高い
「スピフル」は1ヶ月プランだと4,980円(税抜)で利用できます。メインの機能となるAIスピーク添削が1日1回のみなので、少し割高に感じてしまいます。今後、
- 録音データを活用し、お客様のレベルや課題を判定する診断機能の追加
- 一人ひとりの苦手に着目したオーダーメイドカリキュラムの作成
の機能が追加されるとのことで、楽しみですね。
「スピフル」が向いている人
「スピフル」を7日間試してみて、「スピフル」が向いている人はビジネス英語の表現を増やしたいビジネスパーソンです。
「スピフル」は、ビジネス英語をベースにして口頭英作文のテーマ、1分スピーチのテーマが用意されています。実際にビジネスの場で、英語を使われている方には、忙しい中で効率よくビジネス英語のスピーキングのトレーニングができると思います。
実際に、「スピフル」はビジネスパーソンから高評価を得ています。
口コミ1 電機メーカー勤務
勤務先ではチャットやミーティングで英語を使う機会があるのですが、同じ言い回しばかり使うことが課題でした。 適切な表現が出てこないときは、文が長くなって説明口調になることもしばしば。でもスピフルを開始して2ヶ月経つと、使える表現が増えました。今まで知ってはいたけれど、なかなか自分では使わない表現をスピフルに教えてもらったからです。
毎日の添削で、より自然な言い回しにしてくれたのも自信になりました。
口コミ2 外資IT企業勤務
スピーキングは英会話メインで対策していました。でも表現がパターン化してしまい、なかなか伝えたい表現がパッと出てこなくて。
そこでスピフルを始めました。
3ヶ月間継続した後に昇進面接があったのですが、ネイティブの面接官に「表現が自然で聴きやすい」とその場で言っていただけたのはびっくりでした。
結論ファーストで自分の意見を言う練習と、そのために使う文法を筋トレのように反復できたのが１番の要因だったと思います。
口コミ3 食品メーカー勤務
添削を通じて、教科書には書いていないようなより自然な表現を提案してくれるので「こっちの方が自然なんだ！」と気づきを得られました。
スピフルを開始して1ヶ月後には、添削された表現でアウトプットできるようになってきました。I don’t knowとしか言えなかったところで、 I’m not sure~とも言えるようになってきたり。
始める前は表現の幅の広げ方がわからなかったのですが、スピフルを通じて「これ（同じ表現）しか言ってないな」という感覚から抜け出すことができました。
「スピフル」が向いていない人
「スピフル」を7日間試してみて、「スピフル」を向いていない人は日常英会話を学習している人、英語学習時間を毎日30分以上確保できる人です。
「スピフル」は、ビジネスパーソンの英語のスピーキング力を向上に特化した英語学習サービスであるため、日常英会話を学習した人には合っていません。また、「スピフル」は忙しいビジネスパーソンに向けたサービスであるため、毎日30分の学習で完結するように設計されています。そのため、毎日30分以上英語学習ができる人には物足りなく感じるかもしれません。
「スピフル」は、英語の表現の幅を広げてくれる。
「スピフル」は、英語のスピーキング力向上に必要な「トレーニング」「実践」「振り返り」をフルパッケージで提供してくれています。言いたいことがパッと出てこない、同じ表現ばかり使ってしまうという課題を持っている方にとっても良いサービスだと思います。色々な表現を学んで、英語をマスターしていきましょ！