「PM Schoolの評判って本当?」と思っている人も多いのではないしょうか。実際にPM Schoolで学んだ体験をもとに、評判が本当なのかを赤裸々にお伝えします。評判通り、未経験からでもプロジェクトマネジメントのスキルを学べるのか、プロダクトマネージメントに関する幅広い知識が学べるのかを評価するだけではなく、PM Schoolの授業内容、教育方法、そして、そこでの得た自己成長について、私の目を通してご紹介します。あなたがPM Schoolを選ぶべきかどうか、この体験談が参考になったら嬉しいです。
PM Schoolとは、未経験でもプロダクト作りを学べるスクール
今回、評判や口コミを検証していくPM Schoolとは、どのようなスクールなのでしょうか。
PM Schoolの基本情報
PM Schoolとは、動画学習をメインとして、プロからプロダクトマネージメントについて学べるスクールです。PM Schoolの詳細については下記です。
運営会社 | 株式会社PM Club |
名称 | PM School |
公式サイト | https://pm-school.jp/ |
サービス内容 | プロダクト作りをプロから学べるスクール |
料金 | コンプリートプラン – 半年サブスクリプション:79,200円(税込) – 1年サブスクリプション:126,720円(税込) PMベーシックプラン/PMプラスプラン – 半年サブスクリプション: 47,520円(税込) – 1年サブスクリプション: 76,000円(税込) * 閲覧できる動画レッスンによって料金が異なります。 |
レッスン形態 | オンライン学習 |
PM Schoolで学べる内容
PM Schoolでは、プロジェクトマネジメントに関する広範なスキルを学べます。具体的には、カリキュラムには、計画立案、実行、納品など、プロジェクトマネジメントに必要な知識学習が含まれています。プロ人材が初心者やスキル向上を目指す人に向けて設計した、動画、ワークをもとに、基本的ことから実践的なことまで学ぶことが可能です。そのため、学んだ知識を実際の仕事で効果的に応用することができます。
PM Schoolのサポート体制
PM Schoolは、プロから学べるスクールであるため、学ぶカテゴリに精通しているCPO・CTOクラスの一流プロ人材を採用しています。そのため、提供されるカリキュラムは一定の質が担保されています。私が受講した際は、PM Schoolのチャットツールがあり、学習者同士が意見交換する場、わからないことがあれば、先輩のPMに聞くことができる場が用意されていました。PM Shoolを運営する株式会社PM Clubは、スクールだけではなく、PMのコミュニティを運営しているため、PMを目指す人、PMの人とのコミュニケーションが活発です。カリキュラムでわからないことがあれば、気軽に質問し合うことができます。
PM Schoolの評判・口コミ一覧
実体験を基に、PM Schoolの評判や口コミが本当なのかを検証する前に、PM Schoolの公式サイトに掲載されている評判・口コミをまとめてみました。
未経験からでも学べる
PM Schoolは、PM未経験者におすすめのようです。
PM Schoolの講座は講師の経験に基づくPMのやるべきこと、思考プロセス、心構えが分かり易く言語化されており、世の中になかなか出て来ないポイントが腹落ちするまで何度も丁寧に説明されているため初学者にとてもありがたい内容になっています
https://pm-school.jp/customers/case03
今は社を変えて引き続きPMを担っていますが”以前とは明らかに違う”実感があります。PM初心者こそ、まず触れてほしい知見が満載です。
https://pm-school.jp/customers/case01
PMに関する幅広い知識が学ぶことができる
様々なスキル・知識が求められるPMであるため、PM Schoolでは幅広いスキル・知識をバランスよく学べるようになっているようです。
PMスキルを概念から具体例までバランスよく学習できました
https://pm-school.jp/customers/coaching-interview05
PMのハードスキルだけでなく、マインド、スタンスなども学べるのがオススメです
https://pm-school.jp/customers/standard-interview03
プロダクトマネジメントを体型的に学べる
体型的知識がつくといった評判・口コミがいくつかありました。
断片的な情報ではなく体型的知識としてプロダクトマネジメントの知見がまとまっているところが嬉しいです。
https://pm-school.jp/customers/standard-interview04
PM Schoolでユーザーヒアリングの方法などを体系的に学ぶことで、自分が他の人に手法を伝える時に引用できるようになったり、考えが整理できたことはよかった点です。
https://pm-school.jp/customers/coaching-interview06
PM Schoolの体験談
PM Schoolの評判や口コミが本当なのかを評価する前に、私の体験談をご紹介したいと思います。
エンジニアだった私がプロダクトマネージメントを学ぼうと思った理由
まず、なぜエンジニアだった私が、プロダクトマネジメントを学ぼうと思ったのかをお伝えします。エンジニアとしての経験を積んだ後、私は自分のキャリアをさらに発展させたいと思っていました。当時の私は、エンジニアとしてスペシャリストになるほど、私はエンジニア技術が好きでもなく、エンジニアとして成長の限界がみていました。今後のキャリアを考えた時に、エンジニアではなく、エンジニア技術を活かしながら、事業を動かせる人になりたいと思いました。その時に見つけたのが、プロダクト(製品・商品・サービス)の開発から販売までの戦略立案・実行・意思決定を一貫して管理するプロダクトマネージャーでした。
プロダクトマネージメントを学習するにあたり、PM Schoolを選んだ理由
私が「PM School」を選んだ理由は、ズバリ、プロダクトマネジメントを学べる適切な教材やスクールが他に見つからなかったことです。プロダクトマネージャーに求められるスキルが幅広いことや、プロダクトマネージャーが注目され始めてきた時期ということもあり、体系的に学べる場所がありませんでした。また、私がPM Schoolで学習することを決めた当初は、サービスリリース直後ってこともあり、割引を使えてことも、決め手となりました。
PM School での学習体験
私は、2023年5月から3ヶ月間、PM Schoolを受講していました。
学習プラン
2024年2月時点ではコースがなくなっているのですが、コーチングプランという、動画学習に加えて、実際にPMとして活躍する方が学習計画、学習した内容についてフィードバックがもらえるプランを受講していました。コーチングプランは、2024年2月時点ではないのですが、学習できる動画は学習した当時と比べて、増えていると思いますが、学習できる内容については大きく変わっておりません。なぜコーチングプランを受講したかというと、動画で学んだ内容に対する自分の解釈が正しいのかわからない、何かわからないことがあれば相談できる人がいると学習が深まると思ったからです。
3ヶ月の流れ
私がPM Schoolで実際に学んだ3ヶ月について詳しくご紹介します。コーチとの面談は、2週間に1度の頻度でありました。
コーチとの初回MTGで、現状の課題をすり合わせた後、3ヶ月後の目標と学習計画について話し合いました。
動画学習で、PM基礎、UX、PMマインドセットなどプロダクトマネージメントの基礎的なこと中心に学習し、わからないことがあれば、チャットで質問、もしくは、コーチとの面談で質問することができました。
専門的スキルのデザイン、テクノロジーの分野の動画学習を進め、すべてのカリキュラムを視聴が完了しました。実践に向けて、アンケート設計、ユーザーヒアリング設計をワークシートを用いて取り組みました。
より実践的な学習をするために、自分でビジネスコンテストにエントリーし、自分のビジネスアイデアをより具体化するために、ユーザーアンケートをPM Schoolのチャット、Facebookに展開し、アンケートを集計しました。また、アンケート集計時に、ユーザーインタビュー可否についても回答してもらい、後日ユーザーインタビューを実施しました。
PM Schoolを受講してみた感想
PM Schoolのコーチングプランを3ヶ月受講した感想をお伝えしたいと思います。学習のメインとなる動画ですが、初歩的ない内容から解説されているので、理解しやすい内容でした。ですが、学習履歴が分かりにくい、復習しにくいという機能面で劣るところがあり、学習のしにくさを感じました。一方で、メインとなる動画学習ではなく、付属でついてくるユーザーインタビューの質問例や、開発チケット作成例等はとても参考になる情報でした。実際に、ビジネスコンテストのユーザー調査におけるアンケート設計、ユーザーインタビュー設計にとてもありがたい知識でした。
PM Schoolの評判・口コミは本当なの?
ここからは、体験談を基に、PM Schoolの評判・口コミが本当なのか評価していきます。個人的な意見なので、ご了承ください!
未経験でも学習できるのか
回答は、YESです!
PM Schoolの担当者が、非IT企業で急にPMをやることになった人をターゲットにしているといっていたのですが、まさしくその通りで、IT詳しくない人、PM未経験者に分かりやすいように、カリキュラムが作成されています。初歩的な内容から学習できるので、PM未経験者でもプロダクトマネージメントを安心して学習できます。
プロダクトマネージメントについて幅広く学べるのか
回答は、YESです!
用意されているカリキュラムは、プロダクトマネージメントの基礎的な内容から、エンジニアリング、デザイナー、データ分析等の専門的な内容までカバーしています。私が印象に残っているのは、PMのマインドについてのカリキュラムです。そこまで学習できるのかと驚きました!ですが、その分、動画学習の量が多く、自分で学びたいカリキュラムを選ぶ必要があります。
プロダクトマネジメントを体系的に学べるのか
回答は、YESです!
プロによって作成された動画カリキュラムは一貫性があり、情報が整理されています。体系的に学ぶことができる一方で、動画学習は少しつまらなく感じる人もいるかもしれません、、、。
PM Schoolがおすすめな人・おすすめできない人
3ヶ月PM Schoolでの学習を踏まえて、PM Schoolをこんな人におすすめしたい、こんな人にはおすすめできないと思ったので、ご紹介します。
PM Schoolがおすすめな人
非IT企業でPMにPMなりたての人
非IT企業の方は、IT自体の知識が不安って人も多くいると思います。ですが、PM Schoolは非IT企業の方でも分かりやすくシステム開発について、データ分析について等のIT専門の知識についてまとめられているため、学習しやすいかと思います。ただ、実践できるようなカリキュラムではないので、知識を入れたい方におすすめかと思います。
PM歴が2年目以下の人
すでにPMをしているけど、仕事の中で迷うことが多いPM歴が浅い方におすすめかと思います。プロダクトマネージメントの基本的な知識から、専門的な知識まで幅広く学習できる教材が揃っているため、自分が業務の中で迷った時の指針としてPM Schoolは使えるのではないかなと思います。
コミュニティでプロダクトマネージメントを学習したい人
PM Schoolは、PM ClubというPMコミュニティに参加しながら先輩PMや一緒に学習する仲間と共に、プロダクトマネージメントを学習できます。そのため、一人ではなく、人と繋がりを持ちながら学習したい人にはおすすめです。PM Schoolでは、オンラインイベントや、PM同士での交流もあり、PM業界の現状についても知ることができます。
PM Schoolがおすすめできない人
プロダクトマネージメントの実践の場がない人
プロダクトマネージメントの実践の場がない人は、PM Schoolで学習してもすぐにアウトプットする場がありません。そのため、知識習得だけに終わってしまいます。知識だけでは机上の空論ですよね。
未経験の転職についてPM Schoolの担当者に確認したところ、未経験でのPM転職可能だが、募集している企業は少ない、年収が下がる可能性が高いと言われました。また、副業でのPMになるのも難しいって話でした。どんな職業でも実務経験が重要ですが、PMは特にかなって思います。
実際に、私は、プロダクトマネージメントの実践の場がなくて苦労しました。なんとかビジネスコンテストに参加することで、PM Schoolで学習した内容をアウトプットすることができましたが、、、、。
プロダクトマネージメントをなんとなく学習したい人
PM Schoolの学習方法は、動画学習です。そのため、自分でWEBサイトにアクセスし、動画学習をする必要があります。そのためモチベーション維持がかなり難しいのではないかと思います。私の場合、コーチがいたため一定時間を確保して、PM Schoolで学習できましたが、2024年2月時点では動画学習のみのプランしかないため、学習を定着させるのは難しいかと思います。
プロダクトマネージメントに精通している人
PM Schoolの動画学習内容は、PM未経験者に分かりやすい内容となっているため、プロダクトマネージメントに精通している人には物足りないかと思います。エンジニアだった私にとっても、知っている内容も多かったため、IT企業ですでに事業運営を経験されている場合においても、物足りなさを感じるかもしれません。
プロダクトマネージメントを学んでキャリアの幅を広げよう
プロダクトマネージメントを学ぶことは、キャリアの可能性を格段に広げることは間違えありません。PM Schoolでは、体系的にプロジェクトマネジメント知識を学ぶことができ、知見を広がることができます。PM Schoolの評判は高く、多くの受講生が実際にスキルアップを実感しています。プロジェクトマネージメントに必要な知識を習得できると思います。プロダクトマネージメントを学習したいと思っている人は、PM Schoolでの学習を検討してみてはいかがでしょうか。